みなさま、ぼくは新年の挨拶をする前にまず謝らなければなりません。
ごめんなさい。
このブログの更新がなんと8ヶ月間ストッパしていました。
しかも何の告知もなく。。
しかしこれには大きな理由が御座いまして、この8ヶ月間、ぼくは本分の大学生をほっぽり出して世界一周しておりました。
砂漠をサイクリングし、偽ディズニーランドで遊び、ジャングルに分け入り、ギリシアでマラソンをしている内にあれよあれよと8ヶ月が過ぎておりました。
色々な町を歩きました。
たくさんのものを見物させてもらいました。
が、ぼくは改めて思いました。
日本の喫茶店は素晴らしい。
ぼくは、日本に喫茶店と温泉がある限り、この国を出て行くことなんて出来ません。
パリのカフェには目がギラギラした男女が入り乱れているので落ち着くことなんて出来ません。
カルカッタのチャイ屋は飲み終えた器をぼんぼん捨てるので落ち着くことなんて出来ません。
アムステルダムのコーヒーショップでは煙をくゆらせたうわの空な人たちが落ち着いているので落ち着くことなんて出来ません。
ハバナのコーヒースタンドでは砂糖まみれのコーヒーが出てくるので落ち着くことなんて出来ません。
やっぱり、日本の喫茶店。
重厚な扉を開けた瞬間に広がるコーヒーの香り、老眼鏡で朝刊を読むおじいさん、モーニング280円、「サイトウさん最近来ないわねぇ」というママの声。
これ、これ、やっぱ、これですわ。
そんなわけで、これより京都ローカル喫茶案内を再起動します。
とは言いつつ、現在事情により神戸に住んでいるのでなかなか喫茶店開拓をできないかもしれませんが、どうぞ末永くお付き合い下さいませ。
それでは、明けましておめでとうございます。
京都ローカル喫茶案内。管理人いわたに あつし
パリにて笑顔
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