路次の角に立つ「JIN」。
“coffee”のロゴが可愛らしい。
しかし、外からは中が全然見えないし、張り紙に“昼の部・夜の部”など書いてあって怪しい雰囲気がぷんぷん。
入るのにためらいまくるたたずまい。
でも、
というか、
だからこそ気になる。
というわけで、1年の躊躇期間を経て、ぼくはある晴れた休日ついに扉を開けたのです。
すると、突然大きな罵声があがり、カウンター越しに黒光りする何かをこちらに構えているなんてことはなく、気立ての良さそうな奥さんと蝶ネクタイが似合うマスターが迎えてくれました。
中は意外と広く、黄色い椅子が時代を醸し出しています。
しばらくすると近所のおじいちゃん、おばあちゃんも集まってきました。
隣で友達がしょうが焼きをむさぼる中、ぼくはコーヒーを頂きました。
美味しい。
謎だった“夜の部”ではお酒も飲めるみたいです。
「昼は喫茶店、夜はスナック」は以前ではよく見かけた(ぼくは生まれていませんが…)形態ですね。
夜が近づく頃に行きたい喫茶店です。
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JIN
上京区油小路中立売(地図)
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