2008年11月20日木曜日

さらさ・西陣 [鞍馬口]

さらさ・西陣
TEL:075-432-5075
住所:北区紫野東藤ノ森町11-1離楽庵WOOD-INN1F(地図
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露天岩風呂・ヒノキ風呂のある由緒正しき「船岡温泉」の近くにある、これまた由緒正しき「藤の森湯」の建物をそのままカフェとして利用している「さらさ西陣」。

ローカル喫茶店とは言い難いですが、本日初めてお邪魔して(かなり近所なのに・・・)、タイルの綺麗さに圧倒されて思わず写真を3枚も撮ってしまったので、こりゃアップせないかんな、と勝手に強迫観念に襲われたのです。

店の扉を開けると、左手に番台、ではなくカウンターが。
右手にはソファ席がゆったりと並んでいますが、新参者としてはやはり奥の「風呂場」へ!

「風呂場」は「男湯」も「女湯」もテーブル席なのですが、一緒に行った家族(たまたま京都に遊びにきていました。)が、その椅子に教会の椅子が混じっていることを発見していました。
しかし、ぼくらの座った席は女湯だったのでしょうか、どうなんでしょう。

さて、なぜ新参者は奥かと申しますと・・・

無論、タイルを見るためです!
それほどここのタイルは素晴らしい。
(内装)→
何度も前を通っていたのでおおよそは予想してたのですが、やはり近くで見ると想像以上でした。

なぜか僕はタイルとか鉄の錠前とかドアノブとかの変なフェチなので、非常に幸せでした。
まるでオスマン朝のモスクのようです。

ポップなのに落ち着いた色で、尚且つ、幾何学模様と薔薇というコンビネーション。
コスモか、ここは。

ひとしきりタイルをなで回して満足した頃にコーヒーを注文。
コーヒーは470円。
高っ!と、思うかもしれませんが、大宅さんのコーヒー豆です。

*大宅さんをご存知ない方に少々説明致しますと、京都のいずこ(確か、どこかの片田舎)に住む、珈琲焙煎師です。個人でやっておられます。わお。
でも、買いたい!と思っても、年間契約になるので、なかなか一般珈琲マニア度の人は我が家でオオヤさんコーヒーを頂くことは難しいようです。そこがまた宜しいのですが。(←と思いきやカフェ・オパールの通販で買えるようです◎)
なので一般喫茶人たちは大宅さんのコーヒーを提供している喫茶店に行くのです。大宅さんは豆を焙煎してはそれらの喫茶店にその豆を携えて、バイクにまたが り(←これは勝手なイメージ)、1時間半かけて京都にやって来て、京都の表通りにコーヒーの香りを残して、また故郷のコーヒージャングルに帰ってゆくので す。*

多 少、誇張が入っていた気もしますが(笑)、とにかくそのような隠されたエピソードが1豆1豆にコクと深みを与え、その豆達がさらさの美人の店員さんの手で 粉々に挽かれ、1杯1杯もこもことドリッパーの中で膨れ、ぽたぽたと1滴ずつの黒い液体が落ち、それがやがて雨となり川となりそして海とならずにちゃんと コーヒーカップの容積に納まって、今ぼくの口に運ばれようとしている、ということが重要なのです。

味や感想など、あとは体験してみて下さい。

あと、六花さんやバザールカフェなども大宅さんのコーヒーを出しているそうです。

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さらさ・西陣
TEL:075-432-5075
住所:北区紫野東藤ノ森町11-1離楽庵WOOD-INN1F(地図

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