鞍馬口通りを歩いていると、気になる看板。
「黒ん坊」
名前もちょっとドキッとするのですが、何よりその入り口がさらにドキッとします。
↓
遠い!
奥にほのかに見える赤い点。
それが本当の入り口。
貴族の館のような、門から馬車で玄関まで行くような、そんな贅沢。
しかし、これがローカル喫茶店であることを考えると、この奥の細道は新参者にとってドキドキ以外の何ものでもない下町のアトラクションです。
途中で引き返せば不審者になってしまいます。
一旦路地に踏み入れれば、帰ってこれないドキドキ。
そんなドキドキを楽しみつつ一歩一歩近づきました。
予想的中。
昼下がりのゆるやかな陽光が射し込む喫茶店がありました。
なかなかなレトロさ、なかなかなローカルさ、秀逸。
入り口のガラス扉の「黒ん坊」のレタリングや「cafe」と書かれたスマートで漆黒のコーヒーカップ。
そして針が動かないコカコーラの時計。
こじんまりといい味出していました。
店内の写真を撮らせてもらえなかったのがほんとに残念です。
また交渉しに行ってみます。
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黒ん坊
北区鞍馬口通寺町西入新御霊口町281(
地図)
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